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ランスクエスト・マグナム
ランスクエスト・マグナム



メーカーALICE SOFT
シナリオ■■■■■■■■□ 8.5
グラフィック■■■■■■■■■ 9
キャラクター■■■■■■■■□ 8.5
音楽■■■■■■■■ 8
合作必要性■■■■■■■■■■ 10
総合【A+】 85点

両輪でランクエ無双

2011年に発売されたランスシリーズ第8弾「ランスクエスト」の追加購入版となりますね。本レビューは、「ランスクエスト」レビューの読了を前提としていますので、もし未読の方は是非ぜひどうぞ。

関連レビュー: ランスクエスト

最初に言いますと、ランスクエスト購入者であれば、この「マグナム」の追加購入は絶対必須です。「ランスクエスト」レビューを寄稿済みだったので「マグナム」は別ゲームとして分けて書きましたが、もしこれをまとまった一本のゲームとしての評価をするならば、Sランクはつけたいところです。

「ランスクエスト」でユーザーから集められたシステム上の不満点や難易度を、ぐっとユーザーフレンドリーな状態にまで改善させ、さらに追加シナリオとして、クルックーをメインに添えた「AL教編」がまるまる1ストーリー分展開するイメージですね。最初からこれを出していれば、という声もありますし、追加徴収している点に対する非難があるのもよくわかりますが、結果的な完成度としては、大悪司、ゼス崩壊や戦国ランスといった、最成熟期アリスソフトを彷彿とさせるレベルだったと思います。

【シナリオ】
本来の多数クエストに加えて、新規のクエスト、日常での小イベントやHシーンなんかも色々と追加されていますね。大きなクエストは当然として、日常での各ヒロインとの細かいイベントがたくさん加えられたのはいいですね。全体の規模の拡がりを実感できます。

さて、上記しましたが、本編では次作以降への伏線提示程度に過ぎなかったAL教次期法王候補「クルックー・モフス」というキャラ、それにまつわるAL教を描いたストーリーをすべて展開し切っています。本編における「カラー編」関連のクエスト数に匹敵するボリュームを以て展開し、その内容もカラー編以上に壮大に展開していました。AL教は世界最大の宗教組織ですから、影響力という点ではリーザスやゼスといった国家レベルの規模を持っていますので、それも当然かと思います。

本編では、クルックーをはじめとした次期法王候補者たちが、法王就任の最終審査のために世界の均衡を崩しかねない「バランスブレイカー」集めに奔走していて、クルックーはその目的のためだけに冒険者ランス一行に入り込んでいる、という程度までが描かれていました。「マグナム」ではそのすべての顛末が決着し、最終的にはクルックーが法王に就任し、ランスとのいい雰囲気のイベントなんかもありますので、ランスシリーズ的には、世界の各勢力の姫を手篭めにするというハードルもしっかり踏襲しており、正史マストな展開といえます。

世の真理は案外残酷なもので、AL教法王には、神を飽きさせないために程よく殺戮と混乱を招かなければならないという裏の責務があります。その世界設定に絶望した以前の法王が、世界に反逆を起こすというのは物語として勧善懲悪に寄りすぎず、且つ流れのうねりも大きく、とても良い設定です。カラー編は、ヘルマン編への「繋ぎ」といった雰囲気で比較的小さく完結しましたが、今回はランス一行やクルックーが結果的に世界を救う大きな展開であり、「やっぱランスシリーズはこうでなくちゃ!」と改めて感じました。

なんとなく伝わってくる雰囲気から、本編とは違う方がシナリオを担当されていたように思えます。正直今回追加分の方がシナリオの出来がいいですね。アリスソフトも旧作基幹スタッフが次々と去っていく中、どうも名作に恵まれない状態が続いていましたが、本作シナリオは十分な合格点、さてさて、リーザス、ゼス、JAPAN、コパ帝国、カラー、AL教と大勢力を従え、次のヘルマン編が俄然楽しみですね。

因みに、追加シナリオで一番面白かったのは、ホモ戯骸とランスがヤッてしまうクエストですかね笑


【グラフィック】
上記したとおり、システムの改善点が凄いですね。「ランスクエスト」でこうだったらいいのにとユーザーから寄せられていたものは大体反映されていますし、難易度の付け方もだいぶ自由度が高くなっています。

電機業界での余談ですが、初期ロットからメーカー主導で完成度の高い製品を発売する国内メーカーと違い、現在優勢状態にある米国や韓国の勝ち組メーカーは、初期出荷に関しては完成を待たずして販売開始し、実際のユーザーの声を取り入れながら製品をブラッシュアップさせていく、という話を思い出しました。最初には色々言われるんですけど、結果的には勝っているんですよね。アリスの大盤振る舞いなパッチ配布や、今回のような販売展開には、少し似た様な視点を感じました。

原画やキャラ立ち絵に関しても大幅に増えています。織音さんの原画は素晴らしいですね。


【キャラクター・音楽】
本編では、サチコやアルカネーゼを筆頭に新規のキャラが多数登場しましたが、エンディングの後日談を読んでいる限り、実はパステルやリセットといったカラー陣営を除くほとんどは本編限りのキャラなのではという懸念がありました。

その中で唯一次作以降でのキーマンになりえたクルックー・モフス、マグナムのメインヒロインと言ってしまって良いでしょう。本編では、自身の目的のためだけにランスに近づいているという、そのいまひとつ共感を得にくかったキャラクター性も、今回様々なエピソードを通じての成長や彼女の置かれている過酷な背景が深く描かれ、かなり魅力的に昇華されています。ランスに対して女の子としての感情を芽生えさせるそのさらに前段階……のようなエピソードもありましたし、今後が楽しみなキャラになりましたね。一気に人気が出たんじゃないかな。

音楽は基本的に本編のものに則りますので、特に付すことはありませんが、追加BGMとりわけアム戦BGMはめちゃくちゃかっこいいですね。上がるゲームBGMにはさすがのアリスソフトSHADE氏です。


以上、ランスクエスト・マグナムです。
最初にも書きましたが、マグナムまで込みであれば、シリーズファン必須の作品ですね。最近不調のアリスソフト、ランスがこけたら悲しいと思ってましたが、結果的には良かったですね。


関連レビュー: ランスクエスト

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テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム

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