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【Folklore Jam】
Folklore Jam



メーカーHERMIT
シナリオ■■■■■■■■■□ 9.5
グラフィック■■■■■■■ 7
キャラクター■■■■■■■■■ 9
音楽■■■■■■■ 7
オカルト■■■■■■■■ 8
総合【A】 83点

バランス感抜群エンターテイメント

まさに埋もれた名作と呼ぶにふさわしい作品です。5年以上前の作品であり、すでに販売終了しているのもあるのか、HPでの情報公開を終了しているのもあるのか、とにかく無名の作品として日の目を見ませんが中身は恐ろしいほどの名作です。

【シナリオ】
さすがの丸戸史明さんといったところでしょうか。このテンポの良さと、読み手を引き込む展開には舌を巻きます。丸戸さんのテキストは、奈須きのこさんや瀬戸口廉也さんのように気合の入った小説体であるわけでもなく、誰でも気軽に書けてしまいそうなライトな感じであるというのに唯一無二さを感じさせるのが凄いですね。

学園では有名人の頭脳明晰にして傍若無人、八乙女維月が気まぐれに立ち上げた『オカルト研究会』。興味本位でやってきた大財閥のご令嬢である神応寺古都、好き放題やれる場所として選んだ道場破り少女の木ノ内ひなた、そして無理矢理入部させられる維月の幼馴染である主人公。この4人で学園や町にまつわる超常現象を追いかけていくのですが、さまざまな事件が伏線となり物語は大きく膨らんでいきます。

HERMITの作品はドラマ仕立ての1話完結形式をとります。各ヒロインルートは、プロローグ、OPムービー、本編、EDムービーで1週。これが6週分あり本ED、エピローグです。非常にすっきりしていて読みやすいですね、この形式は。1話ごとに起承転結、ドンデン返しがしっかりついており、その中で3ヒロイン後のクライマックスであるTRUEルートに向けた伏線も提示されていきます。良く出来たドラマを見ているようでした


ラブコメ大先生の丸戸さんの中では異色作品ですが、オカルトものSFものはなんだかんだ好きなので、読んでいて楽しかったです。上記しましたが、とにかく伏線が随所にちりばめられていて、3ヒロインのルートは、それぞれ全体の収束への布石にすぎません。各ルート、ばらまかれた伏線が少しずつしか回収されませんし、ラストにも謎が提示されて終わりますので、次へ次へという気になります。1人1人のヒロインでしっかり話をまとめてほしい人には引っかかるかもしれませんが、ワクワクしながら最後まで読み進められるとも言えます。最終的にはしっかりすべての伏線を回収しますし、読後感は気持ち良いですよ。


維月の様々な行動の動機や、主人公の存在自体にもところどころ不可解な点があって、それらが物語の大きな仕掛けとして機能していくあたり、非常に丸戸さんらしいですね。普通、主人公サイドの人間というものは様々な謎や困難に立ち向かっていく側なわけですが、本作のように主人公サイドにも謎や伏線が潜んでいるというのは、面白い設定だと思います。維月がなにげなく提示していた1話1話の調査ポイントも、すべてが伏線の回収のために生きていたとあってはねー。

ひなたルートは、他ふたりのルートとは少し独立した時間遡行を駆使するストーリーなのですが、その中で描かれるシーンも本筋にパラレルワールドとして起因してきたりもして、本当によく絡めているなぁと感嘆です。別物である各ヒロインルートのエピソードがTRUEルートでの主人公に影響を与えた行動をとらせるんですね。

クライマックスでの大掛かりな伏線の背景もよく出来てました。舞台となる神凪市にまつわる伝説と、その伝説に絡んで人柱として命を捧げられた双子の少女の存在、それに関わっている土地の盟主神那妓家。そしてそれに反する神那妓の分家である神応寺家が為そうとしている双子を救うためのあらゆる経済活動、建設事業。さらにこの双子の封印においては、維月と主人公の幼少時の事件が紐付けされ、彼らが重要なキーパーソンとして描かれます。

マジかいっ!となる展開も随所に見られますヨ。特に遙香先生が黒幕側だった時はやられたと思いましたねー。 神谷刑事のパートナーが敵だったのも良い展開でしたし、キーパーソンになりえるルポライターの金城さんがルートによってはあっさり殺されてしまう時も、もっていき方がうまいなーと思いました。

シナリオ展開も巧みならば、会話のテンポも面白い。クライマックスへの山の作り方も見事な、良シナリオゲーです。


【グラフィック】
厘京太朗さんですか、クセのある原画家さんですね。身体の描き方がちょい力強くてアメコミ系なんですよね。顔のグラフィックは好きなんですが…。あと、私服がちょっとなぁ…って感じです。格闘ゲームのキャラじゃねーんだから、もう少し現実的な服装にしてほしかったですね、そういった意味では会長さんの服装は一番まともだったな。

話は逸れますがエロゲのヒロインたちって大体変な服着てますよね。そんな服着てる人いないよ的な。そのほうが二次元好きにはウケがいいんですかね…?個人的には街中で見かけるようなおしゃれな女の子のような服装だとより萌えるんですけど…。

てなわけで、正直あんまり評価高くないんですけど、何枚かに1枚メチャクチャいい絵があるんですよね。洞窟で維月と脱出する際のCGとか。



【キャラ】
キャラ造形はすばらしいです、さすがの丸戸さん。主人公、ヒロイン、必要最小限に留めたサブキャラ、すべての登場人物が生き生きと己の役割を全うしていて、影を潜めてしまう人物もいない。丸戸さんは登場人物各々の立ち位置の作り方が非常にうまい方ですが、その丸戸作品の中でも、この作品は屈指のキャラバランスを保っているのではないでしょうか。

ヒロインの中ではやはり幼馴染の維月が一番かな。丸戸さんはツンデレを書かせたら敵無しですから。はじめ興味なさげなのに段々と主人公を頼りだすひなたもいいですね。呼び方が「ゆう先輩」に変わる時がたまんない

主人公は「GS美神」の横島のような何とも頼りないアホキャラです。しかし横島は横島でも、『文殊』を体得してからの後半の横島です(わかりにくい)。やるときはやれる男であり、さらに自分の出自にもひとエピソード持っている、魅力的な主人公です。

またサブキャラが最高でした。ちょいちょい入るショートコントがおもしろすぎる謎の爺さん茂蔵や、神応寺家の執事エリオット+3メイドの暗躍ぶり、刑事さんたちも要所要所で光る働きを見せてくれましたね。特にクライマックスで、すべてのサブキャラが協力して封印を解くシーンは非常に熱くなりました。だからこそその直後の遙香先生の正体にもビビったわけですが。



【音楽】
オカルト色が強くなってくると、夏を感じさせる風鈴や虫の音を効果的に使ったBGMがよく流れますがこれが実にいい。さらにこれが一番の良曲かと思いますが、ギターリフが印象的なOPがいいですね。オカルトを扱っていながらもポップなノリで進んでいくこのシナリオに非常に合っています。一話ごとにOPとEDが流れますので印象に残るってのもありますかね。

以上、Folklore Jamです。
まとまりの良い名作です。是非プレイしてみてください。



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テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム

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